【登山】規制解除された御嶽山に行ってきた。【9月26日】

登山

常日頃から山が仕事になればいいなと思っている、ナカムラです。

 

22日の新聞にこんな記事がありました。

4年前の9月に噴火した、御嶽山の規制が期間限定で解除される。。

10月に我が子が生まれてくる前の、このタイミングで行くしかないなと。

 

御嶽山は、大学時代に山を始める前からとても思い入れのある山。

今回が初めての御嶽山でした。

 

名古屋に住んでいたとき、御嶽山を眺めるためだけによく名駅のツインタワー15階に行っていたことをよく覚えています。

今でこそ大名古屋ビルが建て替えられたから展望の範囲が減ったけど、冬になると15階からの美しい景色が一番いいときで、それに魅せられていました。

小さいころは御嶽山っていう名前を知らなかったけど、大きくなるにつれてそう行った気持ちが美しい山への憧れへと変わっていったんだと思います。

 

大変な時期があったけれど、またこうして登ることができるようになったこと、何よりいま御嶽山に登頂できたことに感謝したいです。

 

写真多めですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!

 

今回のルート&写真

御嶽山は、長野県と岐阜県にまたがる独立峰です。

標高は3067m、三角点は3064mに設置されています。

 

古くから山岳信仰の盛んな霊峰で、御嶽教という神道宗派もあります。

 

今回は、御嶽ロープウェイを使いました。

もともとは6合目登山口から入山する予定でしたが、

道路は規制解除されていなかったみたいでした。

これにより30分ほどロス。。

あとから知ったのですが、別のルートで6合目登山口に行けるらしいです。

 

ロープウェイ乗り場の駐車場到着。

ロープウェイを使わずに登る予定で少し早めに出発していたので、いい時間に到着しました。笑

だいたい9:45くらい。

 

正面玄関。

 

入ってすぐのところに、今日の気象条件の看板。

下山してから撮影したので、11:00現在になってます。

 

チケット売り場でチケットを買います。

往復で2600円、他のロープウェイと比べると安いですね。笑

 

ちなみに、モンベルのメンバーカードを提示すると1割引になります!

 

チケット売り場の横にはインフォメーション。

ここで登山届けを書きます。

 

今回の帰省解除についてのお知らせも。

わかりにくいかもですが、画像中央部分のオレンジ色のマークがしてあるところから山頂に行くことができます。

 

ロープウェイ乗り場に向かうため、一旦外に出てみると素敵な景色がありました。

残念ながら御嶽山は雲の中ですが、これはこれでいいですね!

 

6人乗りのロープウェイは20秒間隔で発車しているので、待ち時間ほぼなし。

もちろん一人で乗りました。笑

山頂までは約15分です。

 

写真は駒ヶ岳方面。

行きの車からは綺麗に見えていた木曽駒ヶ岳も、残念ながら雲の中です。。

 

ロープウェイ終点の飯盛高原駅。

厚い雲の真っ只中でしたw

 

駅を出て、進んでいきます。

10時すぎくらいにスタート。

 

ロープウェイで登ることができる観光地なので、しっかりと歩道が整備されています。

ウッドチップは歩きやすい!

 

最初の分岐です。

写真左から、手前に進んでいきます。

本来なら6合目から登る予定でしたが、道路が通行止めで急遽ロープウェイにしました。

ちなみに、ロープウェイ乗り場をさらに超えて道路を進むと、6合目の駐車場にいけるらしいです。

知らなかった。。

 

最初の小屋、行場山荘。

規制解除の12時まで意外と時間がないので、ここはスルーしました。笑

 

こちらにも規制解除に関するお知らせのボードが置いてありました。

 

少し進むと、晴れ間が見えてきました。

 

ナナカマド。

綺麗に色付いていました。

 

行場山荘から30分ほど歩いたら2つ目の小屋、女人堂に到着。

ここで10分ほど休憩します。

 

山腹はいい感じに紅葉しています!

そして手前の石碑ですが、御嶽教のものです。

これがすごくて、もう半端ない数ありました。

 

 

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御嶽山、紅葉見頃でした。 山腹から上の雲の中、天気良かったです。 #御嶽山 #女人堂 #紅葉

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あまりにも景色が気持ちよかったので、動画も撮りました。

ちょうど雲も晴れていました。

 

案内のところに、女人堂のスタッフさんが出てきたので、女人堂から山頂への分岐までどのくらいかかるのか聞きました。

コースタイムは、だいたい1時間半くらいはかかるらしいです。

このとき11時、12時前には分岐に到着しておきたいのですぐに出発。

 

女人堂をでて少しすると、また石碑がありました。

こちらは銅像も置かれていました。

 

鳥居が倒壊していました。

 

その後も御嶽教に関係する銅像や石碑が多数ありました。

御嶽教の方たちか、白装束を着た老夫婦ともすれ違いました。

 

山腹の紅葉が綺麗だったので。

少し雲の影に入ってしまったのが残念。。

 

山頂方面。

次に目指す山荘がだんだん大きくなってきました。

 

振り返ってみると、だいぶ登ってきました。

少しずつ雲が出始めてきました。

 

頂上まで1000mの標識。

御嶽教の石碑は、このように岩自体に祀られているものも。

 

山荘直下。

すごいところに建ってますね〜w

写真に写っている骨のように白い木は、1979年の噴火でできたものだそうです。

 

ふと下を見ると、セメントみたいなものがありました。

これ火山灰で、おそらく4年前の噴火のものでしょう。

 

岩場を登りきると3つ目の小屋、石室山荘に到着。

小屋に着いたのは11時40分、ここまでのコースタイムは2時間40分ほどなのでかなりぶっ飛ばしました。笑

 

山頂へはヘルメットがないと登頂することができないため、石室山荘では木曽町から提供されているヘルメットの貸し出しをしていました。

何人かヘルメット不携帯のため山頂への分岐点から戻ってきた人もいました。

ぼくはマイヘルメットを持ってきたので、小屋を出て上に進みます。

 

小屋を出てすぐのところ、献花台が設置されていました。

昨晩宿泊したご遺族の方たちでしょうか、花が手向けられていました。

 

小屋を出てすぐ9合目です。

 

9合目の覚明堂。

ここでご挨拶をしてきました。

 

登山道のはしご。

黒くなっているものは過去の噴火で焼けたものだそうです。

 

11時50分過ぎくらいに、山頂への分岐点に到着しました。

かなりハイペースできたのでかなりえらかった。。

 

ここでヘルメットを装着します。

 

到着してしばらくした時に撮影した動画です。

意外と人が多くてびっくりしました。

ちなみに遺族の方や報道関係の方たちは、10時半から登り始めています。

 

12時になり、山頂までの規制が解除されました。

前にいる青いジャケットの人と同時にスタートしたのですが、やたらぼくの方を気にして競ってきたので疲れました。

ぼくは全く無視してマイペースに登りましたよw

 

スタートして少ししたところで振り返る。

青いジャケットの人とぼくがかなり歩くのが早かったようで、後続の登山者とだいぶ距離が離れました。

 

この辺りの登山道も、しっかりと火山灰が積もっているようです。

 

10分も歩かないうちに、山頂直下に到着。

目の前には噂のシェルターが3基設置されていました。

この時点で報道関係者が9割でなんか気持ち悪かったです。

 

山頂までの階段に向かいましたが、報道関係者が通路塞いでて行くのに大変でした。

あとから到着したら他の一般の登山者とともに、階段を進みます。

 

12時8分、剣ヶ峰。

山頂の銅像の首はありませんでした。

小屋の立て直しのためか木材が散らばっており、本当にここは山の上なのかと目を疑いました。

21峰ある3000m級の山のうち、これが5番目の登頂。

 

破損した石碑なども、おそらく当時のままの状態でここによけられているのでしょうか。

 

鐘も固定されており、鳴らせる状態ではありません。

隣に立っている標識の言葉が、なんだかしみますね。

 

多くの一般登山者たちが山頂に到着しはじめました。

写真手前には献花台があり、花を手向けている人も何人かいました。

 

山頂の小屋です。

建て直されて真新しさが見てわかりました。

 

下山します。

ちょっとの間でしたが山頂に滞在できたこと、心から嬉しかったです。

しかし、下を見ると多くの報道陣と、右手に映るのは噴火の被害の大きさを物語る小屋跡。

その光景を目にしたときにはとても複雑な心境になりました。

 

今回の帰省解除を受けて設置されたシェルター。

噴石は防げるのかもしれないですが、筒抜状態なので火砕流がきたら助からないなと思いました。

この写真を撮ったときは報道陣の休息場所になっていましたよ。

みんなゆっくりランチタイムしてました、お疲れ様です。

 

山頂から去ります。

人の多さに吐き気がして、この空間から少しでも抜け出したい、そう思いすぐに下山しはじめました。

 

空撮しているのでしょうか、ヘリもだいぶ高度を下げて近づいてきていました。

 

再び、9合目の覚明堂に戻ってきました。

御嶽山開山の祖、覚明にお礼を。

 

7合目のこちらでもお礼を。

御嶽山に登ることができ、感謝です。

 

 

 

 

今回の登山で強く感じたのは、山はかえる場所だということ。

 

かえる、という言葉の意味は人それぞれです。

ぼくは、山に帰りました。

それだけで幸せです。

1日でも多く、山に行きたい。

山で過ごしたい。

もちろん、地上にはちゃんと帰ってきますよ。笑

 

 

最後に、4年前の噴火で亡くなられた58名のご冥福をお祈りします。

そして、未だ5名が行方不明のままとなっています。

その方たちが1日でも早く、ご家族のもとにかえられる日を心から願っています。